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超音波検査で何ができるか

音波というと音の波ということですから、イメージとしては音が押し寄せてきて耳から聞こえるということになります。その音波を超えると書いて超音波ですから、普通の領域を超えているということは想像できるところとなります。実は聞こえる音は可聴音と言いますが、音の音色である周波数が人間が聞こえる範囲の100から500倍という高いものであるため、人は音として捉えることができないものが超音波なのです。ということですが、この超音波は超音波検査として医学の世界ではとても貴重なものとなっています。

人間の身体の中を見ることができ、ポリープ、腫瘍、嚢胞などを発見できるからです。仕組みとしては、超音波を人間の身体の中に発射すると、臓器などから反射が返ってきます。一度の発射だけでは体内の様子はわかりませんが、連続的に発射し、反射を捉えていって、それらの情報をつなぎ合わせると身体の中の画像を描くことができるというものです。反射を利用するところから、エコーという呼び方もされています。

何となく身体に悪い影響があるのではないかと思う人もいますが、レントゲンとは異なり、安全面では問題がないので、お母さんのお腹の中の赤ちゃんの写真を撮ることもできるわけです。しかもCT検査とかMRI検査という画像診断と比べると費用が安いために、超音波検査は健康診断、人間ドックなど様々な面で活用されています。超音波検査では、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓のチェックなどを行いますし、心臓の検査もしますし、心臓の弁の状況まで観察することができます。その他にも前述したように産婦人科や泌尿器科でも使われますし、乳癌検診でも活躍しているのです。

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